大河ドラマ・風林火山「非情の掟」

今週は今ひとつスッキリしない内容だったかな。
信虎化しつつある晴信が、「甲州法度」の最後の一か条をすんなり受け入れるのも解せないが、なによりも勘助が四郎にあそこまで肩入れする理由が分かりにくい。どころか嫡男・太郎をさしおいて四郎を跡継ぎに、なんて武田家に対する反逆ではないのかな。
「晴信への忠誠を隠れ蓑に、己の私利私欲を正当化している」という義元のツッコミに、痛いところを突かれて動揺しているのかと思えばそうでもないらしく、どうも最近の勘助が何を考えて行動しているのかピンとこないんだよね……。まあ、原作どおりなのかもしれないけど序盤のギラギラした勘助が魅力的だっただけに、最近の勘助にあまり魅力を感じなくなってしまった。急激にブラック化した晴信もしかり。
これから板垣の死や謙信の本格的な登場で盛り上がることは必定なので、今後の展開に期待してます。