仮面ライダーをつくった男たち

ようやっと仕事が一段落したので、買っておいたのを一気に読了。
1ページ目から涙腺が緩み、第一章のラストでは号泣><。。。
むき出しの岩場をサイクロンにまたがったライダーが爆音を轟かせて走ってくる、あのOPを見たときの衝撃があらためて甦ってきました。
大野剣友会なくしては仮面ライダーは成立しなかった、というのは本当にそのとおりだと思う。薄いタイツ一枚で岩場を転げ落ちたり、とんでもない高所で見栄を切ったり、「よくここまで」というようなアクションの連続だった。
最近のヒーローアクションは、スピーディーで派手なわりには「痛み」や「重み」を感じないんだよね。
余談だけど、大野剣友会が殺陣を担当した「スケバン刑事」では、当時のアイドルたちが、それこそ今のヒーロー番組の主役なんか目じゃないくらい過酷なアクションをこなしてたんだよなぁ。
オイラにとって「仮面ライダー」は、決して「単なるテレビの一ヒーロー」ではない。何と言うか、身体の一部みたいなモノなのです。