ウルトラマンメビウス「約束の炎」

ううむ……ここまでくると、さすがにオイラにはついていけん……。
メビウスのメインスタッフは恐らくオイラと同年代のはずだから、それについていけないということは、多分オイラの考え方の方がマイノリティなんだろうなぁ。
ということを断ったうえで、あえて書かせてもらう。
メビウス」は、越えてはいけない一線を越えてしまったんではないのか。
正体バレやパワーアップに、何のリスクもペナルティも伴わないというのでは、それこそ「何でもアリ」になってしまう。
好意的に解釈すれば、メビウスの秘められた能力が「仲間の声援」で覚醒したともとれる。しかしそうならば、その潜在能力を見抜けなかったウルトラの父やタロウの目は節穴だということになる(^^;
さらにウルトラマンと知ったうえでミライを再び隊員に迎え入れた時点で、「地球の平和は我々人類の手で……」というウルトラシリーズの裏テーマも崩壊してしまうのだ。
ある意味、ここからが「メビウス」の真骨頂といえるのかもしれない。
ここまでやった以上、スタッフがどうオトシマエをつけてくれるのか、生暖かく見守っていこうと思う。