モンスターズ

ひさびさに「面白い」怪獣映画を観ました。
押井守が怪獣映画を撮ったらこんな感じかも、と思ってみたり…。
最近の(特に日本の)怪獣モノに希薄な「日常と非日常のせめぎ合い」みたいなのがビシビシ感じられて、思わずゾクゾクしてしまいました。
ただ、日本ではこういうのはウケないだろうな、というのも事実。
円谷英二ゴジラが偉大過ぎたため、怪獣映画の作り方・見方が硬直化してしまっているのが日本の不幸なところかもしれません。
それにしても、一億円そこそこでこれだけの映画を撮ってしまうセンスはすごい。
「邦画は予算が少ないから」なんて言い訳、ますます通用しなくなってきそうです。