ウルトラマンメビウス「時の海鳴り」

なんか「マックス」にも似たようなテイストの話があったなぁ。河相我聞が出たやつ。あれも太田愛脚本だったっけか。
脚本・太田愛」と出た瞬間展開が読めてしまって、実際そのまんまだったのがちょっと残念。
オイラこういう話にはヨワいはずなんだけど、今回は全然泣けなかった。あまりにもキレイにまとまり過ぎていて、なんかこう引っかかるところがなかったからなのかなぁ。
いい宇宙人が最後に死ねば、そら感動するだろうけど、ちょいと安易な気もする。「少年宇宙」みたいに、誰も死ななくても心にドスンとひびく話は書けるはず。
どうせトーリを死なすんなら、見る者の心にグサリと傷を残すような話にしてほしかった。
いや、良い話だったと思うしメビウスにもこういう回があっても良いと思うけどね。
しかし演出、特にバトルシーンは神懸かり的に良かった
月をバックに舞うメビウスとか、マリナ主観でのミニチュアセットの縦移動とか、それだけでも見る価値あり。