戦国自衛隊1549

映像、音楽、ストーリー、役者の演技、どれひとつとして飛びぬけた所のない、テレビSPに毛の生えたような映画。
最新装備の自衛隊が戦国時代にタイムスリップする。こんなワクワクするシチュエーションで、ここまでつまらん作品が作れるのも、ある意味すごい才能かも。
映像が薄っぺらで、やけに最近のゴジラ映画っぽい雰囲気だな〜と思ってたら、やっぱり監督は「ゴジラ×メカゴジラ」の人だった。ゴジラが出てこない分こっちの方が退屈なのは言うまでも無い。
装備の殆どを過去に置いて来てしまっていいのかよ、とか、電子機器がクラッシュしてるのに何故ヘリが普通に飛んでるんだ、とか、素人にも分かるようなツッコミどころも満載。
傑作「クレヨンしんちゃんアッパレ戦国大合戦」の足元にも及ばない映画でした。