スターウォーズEP3

第1作(EP4)からリアルタイムで観てきた者にとっては、映画の出来はともかく、やはり感慨深いものがある。
新3部作の中では今作が一番、という巷の評価は、まあそのとおりだと思う。てゆーか前2作はハッキリ言って無くてもよかったんじゃないの、と今作を見て思った。
前半の妙に軽い演出、あいかわらずのアナキンとパドメのいちゃいちゃ、と「オイオイまたかよ」と溜息をついたが、アナキンがベイダーを襲名したところから急に面白くなる。
結局、新3部作がいまいちピリッとしないのは、ダースベイダーのような強烈な悪役がいなかったせいなんだよね。
ところで、「EP3はちゃんとEP4に繋がってる。だからスゴイ!」というようなトンチンカンな意見をたまに目にするけど、そりゃ繋げるために作ってるんだから当たり前でしょ。スゴくもなんともないって。逆に新3部作のせいで、つじつまの合わない所も出てきてる。
まあルーカスのことだから、新3部作に合わせて旧作をどんどん作り変えていっちゃうんだろうなぁ。
オイラたちは、ルーカスのおもちゃを金払って見せてもらってるだけなんだね。