轟轟戦隊ボウケンジャーLast.task

「チーフ、いえ、明石さん……私も……宇宙プレシャス探索に連れて行ってください！」
第１話に狂喜乱舞してから、もう一年が経ってしまったんだなぁ。色んな意味で感慨深い。
素顔での名乗り、全ビークルでの総攻撃、再び眠りにつくガジャ、等、第１話と対になった構成がＧｏｏｄ。
エピローグも、意外性はないものの十分満足できるものだし、子供番組のラストとしてはベストといってもいい。
ただ、（これはあくまでも大人の視点からの文句だけど）リュウオーンの生死とＭｒボイス＝謎の少女の素性くらいは何らかの説明が欲しかった。すべての出来事にきっちり結末をつける必要はないけど、最低でも上の２点は明らかにするべきだったと思う。
あと個人的には、「冒険」というモチーフが実は意外にストーリーに活かされていなかったこと、せっかく複数の敵組織を設定したのにそれらが有機的に絡み合っていかなかったこと、サージェスの闇の部分についての言及が足りなかったこと（ボウケンジャーもある意味略奪者ではないのか？）、などが残念といえば残念。
でもオイラの中でボウケンピンク＝西堀さくらは歴代最高のピンクだし、末永遥というプレシャスの存在を知らしめてくれたという点においても、記憶に残る作品になった。
何よりも、毎週の放送を楽しみに待ったこの１年こそがプレシャスだったんだよね(^_^)V
まだ劇場版ＤＶＤもＶシネもあるし、オイラの「冒険」もまだまだ終わらないのだ！